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ガヤトリー実践 ─発声・表記─

では、実践です。

 

 

なお、大変パワフルなマントラなだけに、お勧めとしては、まずは「世界平和の祈り」を一日一回以上、ある程度の日数続けてからお始めになった方が、より効果的と思います。

 

 

ポイントは以下の通りです。

 

 

1.読み

 

2.発声

 

3.文字表記

 

4.唱え方・注意点

 

 

読み

 

 

まず、読み方ですが、以下の通りです。

 

 

 

 

 

オーム 

 

ブール ブワッ スワハ

 

タット サヴィトゥール ワレーニャムー

 

バルゴーデーヴァッシャ ディーマヒー

 

ディヨー ヨーナッ プラッチョーダヤートゥ

 

 

(一応、英語読みでも)

Aum

 

Bhuh Bhuvah Svah

 

Tat Savitur Varenyum

 

Bhargo Devasya Dheemahe

 

Dhiyo Yo Nah Prachodayat

 

 

 

大変短いことがお分かりいただけますね。

 

ものすごく長いとか、大変だろうとか思っていた方は、肩の力が抜けたかもしれません。

 

 

この、たった数行が、あなたの運命を変える力を持ちます。

  

 

 

発声

 

最も信頼できる発声は、インドの聖者サイババ師(Sri Satya Sai Baba)によるものです。

 

日本では、彼のこともその功績についても知る人が少ないのですが、この世を去った今でも世界中で広く信奉されている、極めて高度なスピリチュアル指導者です。インドはもちろん世界各地に信奉者で作られた組織があり、人道支援活動などを展開しています。

 

そもそも、現代においてガヤトリーマントラを再認識させ、世界中に広めたのはサイババ師です。彼がこの世で成した功績は、霊性の指導から人道支援活動まで幅広く数多いのですが、そのうちの最重要な一つと言えます。

 

 

 

 

ガヤトリーの発声自体は、Youtubeを探すと動画が沢山挙がっています。あなたが他のものの方がいいとお思いなら、ご自分で探してみてください。ただ、ガヤトリーならどれも同じとは、私には言えません。

 

インドでは地方によって発声のしかたが違ってくるし、ほとんどのものは、外国人であるわれわれには聞き取りにくいのです。また、それが正しいというわけでもありません。

それなら聞きやすいならいいのかというと、そういうものでもないのです。唱える人によって、波動レベルに違いが出るからです。

 

 

 

ということで、最も信頼性の高いものとして、当ブログではサイババ尊師のものをお勧めします。聞くだけでも波動が上がるでしょう。比較的音のいいもののリンクを貼っておきます。

 

↓国際サティア・サイ・オーガニゼーションの公式サイトのもの

http://www.sathyasai.org/video/gayatri

 

 

↓Youtubeに挙がっているもの

 

https://www.youtube.com/watch?v=nyAWVSWz6dw

(上記のサイトと同じ音源)

 

https://www.youtube.com/watch?v=igq-dlzYcWI

(唱和が無いので聞きやすい)

 

 

 

(※著作権の関係で動画が削除される場合があります。CDが販売されていますので、できたら購入なさるのもいいでしょう。そのCD自体も波動がいいですから)

 

 

 

サンスクリット表記

 

最後に、発声と同時に重要な、サンスクリットの文字表記をご紹介します。

 

 

 

不思議にも、サイトや文献で、このマントラの文字表記の重要さについて言及しているものを、見たことがありません。

 

 

が、マントラの効果をより高めるために、非常に重要な要素です。

 

 

 

 

このマントラが、サンスクリットであることに、大きな意義があるとご説明しました。

 

このサンスクリットのパワーは、唱えるだけでなく、文字そのものにもあるのです。

 

文字そのものが、波動を内包しているからです。

 

 

  

唱えるだけでは効果がないというわけではありません。

 

ただ、文字自体が非常にパワフルであるために、マントラを唱える際に、文字表記を見つめつつ唱えたり、イメージングする事で、より一層波動を高めます。

 

文字を見つめるだけで、唱えるのと同じくらいの効果があると言っても、過言ではありません。

 

ですから表記も発声と同じくらい大事なのです。

 

 

 

 

ガヤトリーのサンスクリット表記は、文献に載っているものでも鮮明なものは少ないかもしれません。ネットにも挙げているサイトがあるので、それを探す方が容易でしょう。

 

 

以下に、比較的綺麗なものを貼っておきます。 

 

 

もしも文献が欲しい場合はご自分で探してみてください。ヒンドゥー教の本や、Sri Satya Sai Babaの本に載っている場合があります。

 

 

 

↓クリックで単独画像となります

 

可能でしたら、文字表記をそのまま覚えてしまうのもいいのですが、

 

それが無理だとしても、一番最初の文字「オーム」’Aum’は、覚えるといいでしょう。

 

 

 

’Aum’は、聖音として非常に有名です。東洋の宇宙観に触れた事があるなら、知らぬ者もない発声です。

 

その文字表記は、文字と言うより、波動のフィギュアとでも言うべきものです。宇宙の発露、あるいは銀河の発露、その響き、そして波動エネルギーのうねりを、そのまま形象化したものです。

 

 

 

この文字を見つめているだけで、あなたの波動を、高度なレベルに集中させます。ですから、覚えてイメージングできれば、さらに効果は高まるでしょう。

 

オームの文字の画像は、ネットで沢山出てきます。インドではこの文字がお守りとして売られていますが、それと似たものが多いようです。

 

 

 

私はそのロゴ化した文字をあまり好まないので、自分で描いたものを貼っておきます。

 

 

 ↓クリックで単独画像となります

 

 

もちろん他の画像を検索されても構いません。

 

 

この文字を見つめているうちに、やがて、これが文字というより、宇宙の発露、響きと波動の形象化であると、認識するようになってくることでしょう。

しかし、意識として分からなくても、見つめたりイメージすることで、知らず知らず光がもたらされているのです。  

 

 

唱え方・注意点

 

※大体の決め事。

 

 

時間があったら3回続けて唱える。もちろんもっと唱えてもいい。

 

時間がなかったら、1回でもいい。

 

最初だけは、オームを3回唱える。

 

 

最後に、結びとして、「シャーンティ、シャーンティ、シャーンティ」と3回言う。(シャンティ=静寂という意味。必須ではない)

 

 

 

 

「世界平和の祈り」もそうですが、スピリチュアルなツールは、基本的に、一番最初は一人静かなところで、心を集中してお始めになることをお勧めします。

 

 

 

声に出しても、出さなくてもどちらでもいいです。

 

あなたの頭の中で、明確に’言葉’にすることが重要です。

 

上述のとおり、文字を見つめながら唱えるとより効果的で、強力です。

 

 

 

慣れてきたら、それ以外の活用もできます。

 

このサンスクリット表記自体が、パワフルであることを利用して、プリントアウトなどをしてお守り代わりに持ち歩いたり、

 

折に触れて、スマホなどで、マントラやオームの文字表記を見つめる、というだけでも波動が上がります。

 

また、このマントラは憑依霊に悩まされた時も効果を発揮しますので、常にすぐ心に浮かぶように、繰り返し唱えてマスターしてしまうことをお勧めします。(憑依はあなたが思っているよりありふれた現象です)

 

 

 

仕事の合間や、周囲に人がいるところでは、 文字表記を見るなり心で唱えるなりし、一人静かなところでは心を落ち着けて唱えるなど工夫して、この驚異的なマントラの力を、ご自分のものにされて行かれてはと思います。