「この人と付き合うのはやめよう」に込められた、アセンションにおいて最重要のセオリー
光の皆様、こんにちは。
今回は、前回記事「この人と付き合うのはやめよう」のセオリーについて、もう少し詳しく具体的に解説したいと思います。なので前回を読んでない方はそちらからお読みください。今後のアセンションのキモ中のキモといっていいセオリーと思いますので、少しずつでも理解してまいりましょう。
大前提として頭に置いておきたい事実は、私たちが、私たちの発する周波数に応じて、複数存在するということです。
例えばあなた自身にも、高い周波数領域の「あなた」から低い領域の「あなた」まで、複数のあなたが存在しています。瞬間瞬間、自分自身と認識する周波数のあなたを選択しつつ生きています。同じ顔をし、同じ声、ほぼ同じ体型をしながら、複数の自分を生きています。
それは周囲の人も全く同じです。ただし、持っている周波数は、全員が同じではありません。各人それぞれが、その人なりの複数の周波数と波動特性を持っています。
あなたがもし、何かのトラブルなどで落ち込んだら、周波数は下がり、次の瞬間のあなたは、周波数の低いあなたです。
別の言い方をすれば、あなたは一つの膜宇宙から別の膜宇宙へと移り、そこの住人になります。それはタイムラインとも呼ばれる、それぞれ別世界です。
もしあなたが落ち込んだ状態を継続すると、どんどんネガティブに引っ張られ、スパイラル的に周波数が下がっていきます。そこは「不幸だ」と認識されるような暗い世界、あるいはそうした運命に向かっていく世界です。落ち込みから回復すれば、再び周波数は上がり、元のあなたに戻ります。
つまり「その周波数のあなた」とは、一つのパスなのです。このパスは列車のレール同様、そちらに移ったら、再びスイッチしない限り継続されるわけです。
しかし私たちのスイッチは、今のところはそれほど劇的ではないので、ある範囲の周波数を行ったり来たりしています。
ですが、あなたが光の人であれば──つまりあなたの波動が高まるほど──
あなたは周囲の、何も気づいていない人よりも、はるかに速やかに、はるかに大きい振幅で、複数の周波数間を行ったり来たりできるようになっています。
パスのスイッチとは、では具体的にどうしたらできるのか・・
できるも何も、いつでもあなたはそれをしていますよ、と、言ってしまえばそれまでですが──実生活を例にとってみましょう。
例えばあなたの身近にAさんという人がいたとします。
このAさんは、あなにとって決して好もしい人物ではなく、ことあるごとに攻撃したり嫌なことを言ったりして、あなたをウンザリさせているとします。
しかし、周波数の違う世界では、あなたに好意的なAさんも存在していることがあります。
あなたにとって、攻撃的で嫌なAさんと付き合いたいわけがありません。ですから、「この人と付き合うのはやめよう」と、その攻撃的で嫌なAさんを見捨ててしまうのです。
「この人と付き合うのはやめよう」とは、その意味、一種のマントラです。
つまりあなたは、攻撃的なAさんを好意的なAさんに変えることはできないし、またその必要もありません。その嫌なAさんのいる世界から、さようならすればいいのです。
そこであなたは内心唱えます。
「この人と付き合うのは今日かぎりやめよう」
「Aさんよ、気の毒だが私はあなたに見切りをつけた」
「あなたの波動レベルが低いのはあなたの問題。私にはどうにもできません。さようなら」
などと心の中でつぶやき、その人を突き離します。
これによってあなたは低級なAさんにさっさと見切りをつけて棄ててしまい、別の周波数パスにスイッチします。
ここで注目すべきは、祈りやマントラで波動を高めている人にとっては、こうしたパスのスイッチがかなり容易であるということです。
スイッチしても、一見、何も起こりません。あなたは相変わらず同じ場所にいます。眠って目覚めても、昨日の続きのように見えます。ですがあなたはもう別の膜宇宙──つまりタイムラインにいます。
するとそこには、少しだけ好意的なAさんがいます。このAさんは姿は全く同じですが、あなたをひどく傷つけたり、人生を邪魔することまではしません。
しかしやっぱり好きになれないには違いなく、マアマアなAさんといったところです。あなたに不利になることはしても好意的なことは決してしないような人です。
あなたはこのAさんも見捨てることにしました。
するとその何となく嫌なAさんも消えてしまいます。
あなたはこれを繰り返します。繰り返すたびに、嫌なAさんは少しずつ、いい人に変わっていきます。
気が付いたら、長年の知己のような親しい間柄になっているかもしれません。
しかし、時としてそれも限界があります。
前述のように、一人の人が持っている周波数の幅は、万人共通ではありません。
Aさんのもっとも高い周波数でも、あなたの周波数の高さに追いつかない時、Aさんは、高い領域のAさんへとシフトすることができなくなり、とうとうあなたの前から消えてしまいます。
つまりAさんはどこまで行っても、今の所、あなたほど高い周波数ではなく、どうにも嫌なヤツから卒業できなかったため、あなたに追い縋ることができなくなったのです。
そしてさらに思いがけないことが起こることもあります。
Aさんとの関係が良好な世界、あるいは悪意のあるAさんがいなくなった世界では、あなたは、これまで出会ったことのない人と出会います。それはまさに出会いたいと切望していたような人であったりするのです。
これは一例ですから、ケースバイケースで、画一的に決まっているわけではありませんが・・・
ただ、絶対に確かなのは、このタイムライン・スイッチは、あなたが波動を高めるほど容易にできるようになるということ、そして、できるようになればなるほど、目の上のコブのようだった人も、あなたに対して手も足も出なくなっていくということです。
陰口すら利けなくなります。あなたのことを悪く言うのが、その人にとって恐怖になるからです。なぜなら、あなたへの悪意が、ブーメランのように自分に返ってきてしまうので、怖くなるのです。
光の人は、それだけの底力、波動スイッチの振幅を持っています。マントラを唱え、瞑想をした分だけ、確実に精妙な波動になっていて、もはや何もしていない人とは全く違うのです。
この話を書いたのは、単により快適な人生にスイッチしていただきたいというだけでなく──光の皆様方に、いよいよ世界全体のスイッチに乗り出してほしいからなのです。
私はこれまで周囲の波動環境を読みながら、アセンションを見つめてきました。夥しい暗黒波動が、浄化しても浄化しても新たに湧き上がってくる様相に疲れ果て、うんざりしながら、アセンション潮流に望みを託して、自分の仕事をこなしてきました。
しかしふと気づきました。私は私自身でそれを終わらせようと思えば終わらせられると。自分が未練を持ち続けている限り、この世界は続くのだ、そろそろ見切りをつけ、未練を断ち切らなければいけない時が来たのだと──。
高貴なる光の人よ
どうぞ、行ける人から行ってください
どうぞ今の世界を棄ててください
どうぞ今の世界を見はなしてください
恐れなくても大丈夫なのです。なにも、今の状態を一気にかなぐり棄てて、生活を変える必要などありません。あなたはただ心の中で、今の生活、今の自分、今の人間関係、何も気づかない周囲の人たちを、すがすがしい気持ちで、見切りをつけ、見捨ててしまえばいいのです。
心の中で、今の低い世界を見放して、より高い世界へと昇っていく自分をイメージするたび、あなたは徐々に、確実に昇っていき、それにつれて世界もまた昇っていきます。
それによって、未だ低い周波数の人たちも牽引されます。あなたが低い周波数の彼らを打ち消すたびに、その人の高い領域がより強まっていくからです。
上昇の先にあるのは、ですから輝かしい世界、輝かしい人々なのです。
あなたが「この世界」を見捨て、見捨て、見捨て
見放して見放して見放してゆくとき、
あなたは世界を変え 人々を変えます。
そして眼前に現れます。故郷のように懐かしく切望していた世界、あなたが輝かしい人生を歩める世界が ついに出現します。
それは待っていては訪れません。私たちが創造し、そこに行くのです。
十分な数の光の戦士、祈り人がそれを成し遂げる時、世界が変わります。
眼前に、思いがけないほどの幸福が現われる時、輝かしく澄み切った地球への扉が開きます。それは光の人よ、皆様お一人お一人が開くのです。