あなたがとても美しい玉だったり、芸術作品のような彫刻だったりする話

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魂の来歴が、あなたを形作っていく。

の皆様、こんにちは。

 

 

前回、魂というのは、これまでの転生によってそれぞれ違う経験をしてきているというお話をしました。予告したとおり、この辺りについてもう少しかみ砕いてお話してみましょう。

 

このように、永い間転生を繰り返してきた軌跡を、‘魂の来歴’、そしてそれによってあなたがどんなものを得ているかを‘資質’と、当サイトでは呼んでいます。

 

 

資質とは、神が与えたものがそれぞれ違うのではありません。その魂が何をしてきたかという軌跡によってはぐくまれるものです。簡単に言えば経験値のようなものですから、元から差がついているわけでもなければ、神がえこひいきをしているわけでもありません。生まれたての無垢な赤ん坊でも、今回の肉体人生でスタート地点というだけで、魂的には何度も生まれ変わっているのです

 

 

 

 

 

て、この資質には、ざっくり分けて三つの要素があるようです。一つは魂の大きさ、器などとも言いますね。二つ目は波動レベル、つまり魂の周波数です。振動数とも言います。どのような魂であってもなにがしかの振動を有しています。

三つ目は、魂の個性です。魂は波動ですので、波動特性とも呼びます。現状のスピリチュアル分野では見過ごされがちな点です。

 

 

イメージしやすいように、魂を何かのマテリアルだと考えてみましょう。

 

その材質は、金属であったり石であったり、あるいはゴムであったり、ガラスだったり木だったり、色々です。

 

そして、それぞれ大きさも違います。ですから、ある人はとても大きな球体で、ある人はすごく小さなキューブで、ある人は石である人は金属で‥といった感じなわけですね。

 

 

物質はそれぞれ固有の周波数を持っています。ある材質は、ある材質よりも高い周波数を持っていて、また、高い周波数だからといって、大きさが大きいと決まってるわけでもない。なので、低い周波数だけど大きいとか、高い周波数だけど小さいとか、あるわけです。

 

さらに、同じ材質であっても、形が違います。丸かったり、四角であったり、三角であったりと、さまざまです。決まりきった形だけじゃなくて、緻密な彫刻とか、芸術作品のような細工が施されてるような形もあります。より緻密でユニークであるほど、他は真似ができないものになります。

 

 

 

 

 

頭で述べたように、これらはこれまでの転生での経験で定まってきただけのことですので、本人次第で将来的に変わりえます。大きさも材質も変わるし、形も変わる可能性があります。

 

 

で、まず、今の局面で何より重要なのは周波数、つまり波動です。アセンションに直接かかわっていますからね。

 

 

さきほど、物質にはそれぞれ固有の振動数(周波数)があると申しました。ところが、その振動数で常に振動しているかというと、そういうわけでもありません。

音叉などが良い例だと思いますが、いつも振動しているわけじゃないですよね。でも同じ周波数のものを振動させて近づけると、それに共振して振動します。何か刺激を与えると振動するわけですね。

 

 

 

物質世界は振動つまり波動がとても低い世界です。ですので、たくさんの人が、振動が止まってしまっています。波動環境としてそうなので、何か能動的に振動させることをしないと、そのまんまだったりすることが多いです。

 

 

しかし上述のように、魂の資質的に、もともとは高い周波数を持った魂は、高い振動のものが与えられると、それに共振してすぐに振動を再開します。

 

この、「高い振動のもの」というのが、当サイトで紹介している三大ツール「世界平和の祈り」や「ガヤトリーマントラ」「地球マカバ瞑想」などをはじめとする、アセンションのためのツールです。

 

 

 

 

 

く、「光の人の資質を備えた人」という呼び方を私はするのですが、それは魂の固有振動数が高い人、という意味です。こういう方は、三大ツールをやり始めますと、すぐに馴染んで、続けることにも苦痛を感じないようです。音叉が音叉を近づけるとすぐに振動するように、三大ツールと同じか近い周波数を持っている魂には、それはかなり容易なのです。

 

 

ただし、長い転生の中で、カルマと呼ばれる低く夾雑的な波動を抱えてしまっている人も少なくありません。さきほどの例えで言いますと、元はきれいな玉に、泥のような汚れがついてしまっている、という感じです。中には汚れが固い岩のようになってこびりつき、本来のきれいな玉の姿が全く見えなくなってしまっている人もいます。

 

 

祈りやマントラ、瞑想などのツールは、超音波洗浄機に似ています。汚れがついた物を入れると、高い振動でゆさぶって汚れを落としますよね。三大ツールは、魂を揺さぶって汚れを浮き上がらせ、綺麗にしていきます。

 

 

元々は高い周波数を備えている人は、ツールの高い波動と共振しやすいので、急速に汚れが落ちていきます。ただしついてる汚れが多くて凝り固まっている人だと、それなりに時間がかかりますが。

 

 

 

その一方で、まだ低い周波数の人は、ツールの高い振動とすぐには共振できないので、ツールの効果を感じにくいのですが、倦まずに続けていますとやがて振動が上がってきて、ツールの持つ高い波動と共振してきます。すると相乗効果でさらに波動が上がり、魂がメキメキと進化してまいります。

 

 

 

ここまでをまとめますと、カルマを沢山抱えている人、つまり魂に汚れが沢山こびりついている人は、魂の周波数は高くても、汚れを落とすのに時間がかかりますし、周波数が低くてもカルマが少ない人は、周波数を上げるのには時間がかかっても、汚れを落とすのには時間がかかりません。もちろん周波数が低くてカルマを蓄積している人であれば、どちらにも時間がかかるわけですね。

 

このように、魂の状態というのは人それぞれなわけなので、何回お祈りすればこうなりますと一概に言えないのだ、ということがお分かりいただけると思います。

 

 

 

 

 

れと、今のところスピリチュアルであまり重視されてないのが、魂のありよう、波動の個性です。

 

 

さきほどの例えでいうと、体積や材質が全く同じであれば、単純な規格で観れば、どれも同じです。しかし、同じ体積で同じ材質のものであっても、精密な細工が施され、美しい造形になっていたらどうでしょう。

 

 

体積と材質など、基準となるものだけを規格的に判断する人なら、それらが同じなら「同じ」と呼ぶかもしれません。

 

でも私たちは通常、それらを同じとは思いません。判断のもととなる要素が増えてくると、それらを同じとは見なさなくなります。

 

さらに言えば「同じではない」とする人でも、では何が同じではないのか、基準となる要素はそれぞれ違います。たとえば、何かの機能があるとか無いとか、面白いギミックであるとか、うっとりする美しさであるとか‥。いろいろだと思います。

 

 

そのように、魂の個性とは、大きさや高さなどの規格を超えた領域のことを言います。これらのものは、物質世界の基準では「数値では表現しきれないもの」ということになります。

 

 

 

ただし(これは余談なので、深く考えてもらわなくてもいいですが)、宇宙の高度な次元世界では、本質的にはすべてはコードで表すことができるとされています。

 

とはいえ、物質次元の平板なコードと上位次元のそれとは、比べ物にならないもののようです。次元が上がるほどコードはより精緻で精妙な、「深淵なるコード」となります。したがって、下位の次元においては芸術的な表現が、上位の次元で初めて数学的に表せる、ということもあるでしょう。

 

どのような分野であれ──必ずしも芸術分野だけでなく、科学であれ、技術であれ、スポーツであれ、どんな分野であれ──人が何かを極めていくとき、ある段階から芸術的になっていくように思いますが、それはそんな原理が背後にあるからかもしれません。

 

 

 

 

「別にそこまで考えなくてもいいんじゃない。何だかややこしいし」と思う方もいるでしょうし、別に話をむつかしくしたいわけではないのですが‥。

 

言いたいのは、スピリチュアルは、追求していくと、宇宙の普遍性みたいなものに行き着きます。普遍ということは、数学とか物理とかの、全宇宙共通で同じ答えが出るものということです。それって好きな人には面白いんでしょうけど、だれが追求しても行き着くところが同じって、ちょっと面白くない面もありますよね。

 

 

それに対し魂の個性というのは、千人いれば千の個性があるわけで、当然、追求した先に行き着くゴールも、千人いれば千のゴールがあることになります。それが宇宙をバラエティに富んだ世界にしています。ですから、スピリチュアルが、単に波動の高さや器の大きさとかの規格の問題だけではないと、分かっておくのも大事なんじゃないかな、と思います。

 

 

 

 

 

ちろん、目下のところは、アセンションができるかできないかの局面ですから、それが一番大事なんですけどね。でも、それだけだったら、何もわざわざこの地球に来てないよ、という魂もあるかもしれません。

 

 

 

次回はこれを踏まえ、もう少し魂の来歴や事情について考察してみましょう。